子どもが生まれてからの「家計管理」。

夫婦ふたりでの生活から働き方や生活スタイルが変わるので、お金の出入りも大きく変化します。

  • 家族が増えて生活費の支出が増える
  • 退職や時短勤務などで収入が減る
  • 子どもの教育費を貯める必要がある

毎月カツカツで生活費をボーナスで補てんしていた我が家ですが、本気で家計管理を始めてここまで変われました!

  • 毎月の生活費は手取りの8割以内
  • ボーナスは計画的に貯蓄にまわせる
  • 将来に備えつつ決めた予算内で楽しむ

このブログでは、子育て中でも無理なく貯められた家計管理のポイントをご紹介します。

家計を改善して、子どもの教育資金や自身の老後資金をコツコツ貯めながら「いま」もしっかり楽しみましょう◎

支出の把握と予算の立て方

まずは家計の総支出額を把握して、収入に合わせた予算を設定します。

支出は次の4つに分類すると把握しやすいです。

毎月必要になる固定費家賃・水道光熱費・通信費など
毎月必要になる変動費食費・日用品費・交通費など
年間で必要になる固定費年払いの会費・税金関連など
予備や将来に備えた貯蓄医療費・家電の買い替え費・教育費・老後資金など

クレジットカードの明細や、あれば家計簿の記録を参考に支払い内容や金額を書き出して整理します。

現金支払いでカード明細がなく家計簿もない場合は、支出の記録から始めましょう◎

家計簿の付け方までスキップ

総支出額を把握できたら、毎月の予算を計算します。

毎月の予算額の内訳

  • 毎月の固定費
  • 毎月の変動費
  • 年間の固定費の12分の1
  • 予備・貯蓄費の12分の1

年間の支出は12か月で割って、1か月あたりの金額を毎月の予算に加えておくと負担を一定にできます。

貯蓄までを含めた毎月の総予算額が、毎月の手取り収入に収まっていればOKです。

  • 残業代は手取り収入に含めない
  • ボーナスはあてにしすぎない

「みなし残業代」なら含めても良いかと思いますが、残業代に左右される予算の組み方では心理的負担も増えてしまいます。

ボーナスもあてにしすぎず、予算決めの段階では必ず入る金額をもとに設定すると安心です。

おかゆ

残業代を含める場合は、年間の平均額やいちばん少ない月の額で計算すると良いと思います。

無理なく支出を減らすコツ

毎月の総支出額が毎月の手取り収入を超えている場合は、支出を削減する必要があります。

固定費と変動費に分けて、費用ごとのポイントを押さえることで無理なく支出を削減できます。

固定費

  • 要・不要で判断する
  • オーバースペックにしない
  • 生活の満足度は下げない

変動費

  • 優先度で整理する
  • 予測しやすい費用は固定費化する
  • ルール決めで無駄遣いを防ぐ

削減するポイントや各ツールの詳細は各記事にまとめてあるので、チェックしてみてください◎

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手間いらずな家計簿の付け方

家計簿は決済データを反映させて自動化することで、手間も抜けモレもなく記録を残せます。

  • 口座引き落とし
  • クレジットカード決済
  • クレジットカード連携の電子マネー

現金支払いは記録の手間がかかるだけでなく、抜けモレやミスが発生しやすいので最小限にしましょう。

交通系ICカードは明細が確認しづらく、QRコード決済は別管理が必要になるので電子マネーなら「iD」や「QUICPay」が便利です。

電子決済は使いすぎる?

「支払っている感覚がないので使いすぎる」と思いがちですが、事前に予算設定と支出のルール決めをしておけば無駄遣いは防げます◎

支出を正確に把握できるメリットのほうが大きいので、使わない理由なし!

さらに、お金の流れはできるだけシンプルに整えておくことで、決済データの反映がしやすくなります。

  • 入出金はメインの口座に集約
  • 支払いはメインのカードに集約

ひとつに集約させれば確認や管理がラクになり、支出が見える化されて不要な支出にも気が付きやすいです。

銀行口座とクレジットカードは同じ会社でそろえておくと、連携がしやすくポイントもたくさん貯まるのでお得◎

おかゆ

無駄に年会費を支払ったり不正利用されたりしないよう、不要な口座やカードは解約しておきましょう。

支出の振り返りと見直し方

設定した予算や支出の記録は、定期的に振り返りをして必要に応じて見直しましょう。

  • 毎月末に支出の記録を振り返る
  • 毎年末に予算の設定を見直す
  • ライフイベント時には適宜見直す

家計管理を始めた最初の年では、3〜6か月ごとに振り返りと見直しを行うとさらに家計を改善できます。

子どもが0〜1歳の場合も、生活スタイルの変化が大きいので半年に一度見直しをはさむのがおすすめです。

毎月末の確認ポイント

  • 毎月予算オーバーな項目はない?
  • カテゴリーの要・不要は変わりない?
  • 手取り収入は予想通り?

毎年末の確認ポイント

  • 年間支出に抜けモレはなかった?
  • 全くの想定外だった支出はあった?
  • 貯蓄は計画通りにすすんでいる?

毎月末には変動費を中心に、支出が予算を大きく超えていないかを確認すると良いです。

毎年末には全体の支出や貯蓄額も含めて確認し、カテゴリーの分類や予算の配分を見直しましょう。

おかゆ

モレていた支出や想定外の支出は、次年度の計画に反映させていくことでより家計が改善します。